中国磁器コレクションを楽しんでいる老人のブログ

往年のインディ・ジョンズを目指して、自称!陶磁器トレジャーハンター(^^ゞは、もっぱら、骨董市・ガラ
クタ市・蚤の市・フリーマーケット・手しごと市・陶器市などでお宝?を発掘?しています。((((〃⌒ー⌒)/

ここでは、タイ・ミャンマーの国境に横たわる、タノントンチャイ山脈の頂上付近から出土したものとされる
ものを展示。いずれも、元代及び明代の青花磁器大盤で、主文様として龍文、霊獣文のほか、鴛鴦、魚などの
動物、牡丹、芭蕉、蓮花等の植物を描き、主文様の周りには波濤文、如意頭文、ラマ式蓮弁文、宝相華唐草文、
牡丹唐草文、雑宝文などが配置されている。青花の頂点を極めた磁器で、殆どが直径70センチを越え、中国国
内では殆ど収集されておらず、国外において収蔵ないし出土して伝世したものです。本当かぃなぁ~ヽ(`Д´)ノ

景徳鎮 コレクション #02 (青花人物文大盤)

中央に元代後期の三国志演義の一場面である「蕭何月下追韓信」を主文に、その周りを宝相華文、
外縁を鉄線文で囲い、裏は宝相華唐草文、底は露胎。元青花の名品である。

景徳鎮 コレクション #01 (青花五爪龍文大盤)

元代、皇帝専用の五爪龍文の大盤。外周まわりに釉薬が厚く、青味を増しているのが特徴。表は
波頭・宝相華・海石榴華・龍・霊雲・火焔・宝相華唐草が描かれ、底は露胎、製作時代の国の躍
動が感じられる。